イーサリアム(Ethereum, ETH)とは? 仮想通貨初心者にもわかりやすく解説

イーサリアム

こんにちは、ヒデヨシです。

ビットコイン・仮想通貨を学んでいると目にする「イーサリアム(Ethereum, ETH)」というワード。

一体何なのでしょうか。

今回は、「イーサリアム(Ethereum, ETH)」についてわかりやすくまとめて学んでいきます。

 

イーサリアム(Ethereum)とは?

イーサリアムとは、ビットコインと同じ仮想通貨の一種です。

現実の世界の通貨には「円」「ドル」「人民元」「ユーロ」など、さまざまな通貨がありますが、それと同じように仮想通貨にも多くの種類の通貨が存在しています。

イーサリアムはいくつもある仮想通貨のうちの一つになります。

仮想通貨としての表記は「ETH」です。

 

イーサリアムとビットコインの違い

ビットコインとイーサリアムは同じ仮想通貨ではありますが、以下のように大きな違いがあります。

  • ビットコインはブロックチェーンをつかった「お金の取引」がメイン。
  • イーサリアムはブロックチェーンをつかった「アプリの製作」がメイン。

※「ブロックチェーン」については以下の記事でわかりやすくまとめて解説しています。

 

ビットコインとはどんなもの?

まず、ビットコインについて簡単におさらいしておきます。

ビットコインが生まれた目的は「世界共通の通貨をつくる」こと。

日本でも、アメリカでも、中国でも、フランスでも、どこでも一つの通貨で旅行や買い物ができたら、両替で手数料もとられず、手間もかからずとても便利になりますね。

そのために、ブロックチェーンの技術を利用して世界共通で使える通貨としてビットコインが誕生しました。

 

イーサリアムはアプリ開発プラットフォーム

それに対してイーサリアムが生まれた目的は「世界共通のアプリの製作プラットフォームをつくること」です。

わかりやすくたとえるなら「LEGO(レゴ)ブロック」

レゴブロックは、世界共通のものづくりのプラットフォームです。

お城をつくるもよし、船をつくるもよし、車をつくるもよし、ロボットをつくるもよし。

「レゴブロック」という共通のプラットフォーム、すなわちものづくりの基盤となる環境を通して、誰でも自由にものづくりができます。

イーサリアムはレゴブロックと同じように、誰でも自由にブロックチェーンを活用したアプリをつくる「環境」を提供しているのです。

イーサリアムのプラットフォームを活用することで、たとえばゲームアプリやネットショップなどを誰でも自由につくることができるようになります。

ブロックチェーンの技術を利用しているので、ネットショップであれば、過去の購買履歴が永久に消えないため、信頼性の高い取引を行うことができるというのも大きな特徴です。

 

スマートコントラクト(Smart Contract)とは?

イーサリアムの特徴として有名なのが「スマートコントラクト」という機能です。

これは、仮想通貨の取引に「契約」の機能を追加したものです。

シンプルなイメージでいうなら、「自動販売機」がよい例でしょう。

自動販売機で飲み物を買うということは、言い方を変えると

  1. 決められたお金を入れる
  2. 欲しい商品を選ぶ

という条件を満たしたときに、選んだ飲み物を渡すという契約を自動的に結んでいることになります。

いくつかの条件があり、それを満たしたときに契約が成立して自分の求めるサービスを得ることができる。

これがスマートコントラクトのシンプルな仕組みです。

そして、スマートコントラクトはブロックチェーンを使った技術のため、「改ざんができない」「情報が消えない」という特徴をもっています。

この2つの特徴は「契約」には欠かせないもの。

ですから、スマートコントラクトを活用することで、消えることのない、改ざんもできない契約書を残すことができるようになり、不正を防止した信頼性のある契約行為をすることができるようになるのです。

 

イーサリアムのスマートコントラクトはどんなものに活用される?

仮想通貨の取引に契約の機能を追加するといっても、いまいちよくわからないかもしれません。

ここでさらにいくつか例を挙げていきましょう。

 

仮想通貨によるお金の貸し借り

仮想通貨でお金を貸し借りするときにスマートコントラクトは活用できます。

たとえば、以下のような仮想通貨の貸し借りをするとしましょう。

  • AさんがBさんに10ETH(イーサリアム)を貸す。
  • 1年後、BさんはAさんに10%の利息をつけて11ETHで返済する。

このとき、普通なら金融機関などの第三者が間に入って契約を交わします。

しかし、第三者の仲介が発生すると、手数料や時間などが多くとられるため効率的ではありません。

このとき、イーサリアムの持つスマートコントラクトの技術によってAさんとBさんの個人間での契約が可能になります。

スマートコントラクトにより「改ざんできない」「消えることのない」契約書を残せるようになる。

その結果、第三者の仲介による手数料や時間をかけることがなくなり、より手軽に信頼性のある契約行為をすることができるようになります。

 

音楽データの販売

自分で収録した音楽の販売をするには、日本では通常、JASRAC(ジャスラック)により著作権の管理がされます。

その結果、音楽を自由に聴きたくても著作権使用料を取られたり、いちいち申請許可をとるなど、何かと不便と支払いが発生してしまいます。

また、音楽作成者への利益も減り、支払いも遅いといったデメリットが多いのも問題。

これは、「音楽作成者」⇔「JASRAC」⇔「音楽を聴きたい人」の3者の間で契約をしているために起こることです。

(本来はもっと多くの業者が仲介していますが、話をシンプルにするために3者としています)

しかし、スマートコントラクトの技術を利用することで、個人間での契約が可能になります。

つまり、「音楽作成者」⇔「音楽を聴きたい人」の間で著作権に関する契約を結ぶことができるようになるのです。

そうなることで、第三者による仲介手数料が発生せず、今までよりも安価に音楽を楽しめるようになります。

また、音楽作成者にとってもメリットがあります。

「音楽作成者」は音楽を購入した人から直接仮想通貨を受け取りできるため、手数料による利益の目減りを防ぎ、素早く収入を得ることができるようになります。

音楽を作る人にとっても、聴く人にとっても利益のある仕組みなのです。

 

イーサリアムへの期待

このように、イーサリアムはとても応用力が高く今後が期待されているため、多くの有名企業が出資しています。

イーサリアムに出資している有名企業

  • Microsoft
  • JPMorgan
  • TOYOTA
  • IBM
  • 三菱UFJ

など

有名な大企業が注目して積極的に研究開発を進めているので、今後の技術開発も加速していきます。

そうすることで、わたしたちの生活もより便利になるでしょう。

今後がとても楽しみですね。

 

イーサリアムについてまとめ

さいごに、イーサリアムについてあらためてまとめておきましょう。

  • イーサリアムはビットコインと同じような仮想通貨の一つ
  • イーサリアムはブロックチェーンをつかったアプリを作るためのプラットフォーム
  • 仮想通貨の取引にスマートコントラクトの契約機能がついているのが特徴
  • スマートコントラクトで、第三者を仲介せずに(手数料や時間をとられずに)契約行為をすることができる
  • 多くの大企業が注目しており今後が期待される仮想通貨

 

以上、今回はイーサリアムについて学びました。

ヒデヨシ

 

Photo: Descryptive.com via flickr

 

イーサリアム

無料メールマガジンの登録はこちら

▼メールアドレスを入力して【送信】

メルマガ購読・解除
初心者がゼロから学べる仮想通貨・ビットコイン


バックナンバー
powered by まぐまぐトップページへ