アイオータ(IOTA)とは? 仮想通貨初心者にもわかりやすく解説

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こんにちは、ヒデヨシです。

仮想通貨について調べていると見聞きする「アイオータ(IOTA)」

いったい何なのでしょうか。

今回は、「アイオータ(IOTA)」についてわかりやすくまとめて学んでいきます。

 

IOTAとは?

「IOTA」はビットコインと同じ仮想通貨の一種です。

現実世界では「円」「ドル」「人民元」「ユーロ」のようにたくさんの種類の通貨が存在していますが、それと同じように、IOTAはたくさんの種類がある仮想通貨のうちの一つになります。

通貨の単位は名前と同じ「IOTA」です。

 

IOTAの目的

IOTAは「IoT」の技術に組み込み、モノとモノのやりとりをスムーズに、より便利にするために生まれました。

・・・と言われてもよくわかりませんね。

IOTAを理解するには、まずモノのインターネット「IoT」について知る必要があります。

 

IoT(モノのインターネット)とは?

IoTの概要

IoT:Internet of Things
(インターネット・オブ・シングス)

⇒ モノのインターネット

「IoT」とは、身の回りのあらゆる「モノ」と「モノ」をインターネットでつなぐ技術や世界のことを言います。

たとえば、「Google Home(グーグルホーム)」なんかがよい例です。

Google Home と家の家電とがインターネットを介してつながっていて、Google Homeに向けて「テレビをつけて」と言うと自動的にテレビがついたり、「音楽をかけて」と言うと、自動的に好きな音楽が流れたりします。

また、たとえば、冷蔵庫単体の場合でもインターネットとつながっていることで、家から近いスーパーの特売情報を教えてくれたり、冷蔵庫内の足りなくなっている食材をネットスーパーに注文してくれたりします。

このように「IoT」の技術が進歩して「モノ」と「モノ」がインターネットとつながることで、今よりも便利な世界が実現されるのです。

 

インターネットに欠かせない「セキュリティ」と「費用」

モノとモノをインターネットでつないだとき、どうしても避けられない課題があります。

それは「セキュリティ」「費用」の問題です。

モノとモノがインターネットでつながれば便利にはなりますが、万が一ハッキングされてしまうと、盗撮や盗聴されたりといった思わぬ被害を受けてしまう可能性があります。

また、インターネットにつないだときの費用はどうなるのでしょうか。

生活が便利になるのはうれしいですが、お金がさらにかかってくるとお財布への負担が増えてしまいます。

 

そんなIoTの「セキュリティ」と「費用」の問題を解決してくれるのが「IOTA」です。

ここからは「IOTA」が「IoT」の実現にどのようにかかわってくるのかを説明していきましょう。

 

IOTAの特徴

IOTAには以下のような特徴があります。

  • IOTAを構成する独自の技術「Tangle」は処理が早い
  • 高いセキュリティ性を実現する「量子コンピュータ耐性」
  • 手数料がゼロ、無料
  • マイクロトランザクション、マイクロペイメントに適している

一つずつ見ていきましょう。

 

IOTAを構成する独自の技術「Tangle」は処理が早い

IOTAの最大の特徴が独自の技術である「Tangle(タングル)」です。

ふつう、仮想通貨は「ブロックチェーン」という仕組みをつかってつくられ、やり取りされています。

※ブロックチェーン技術については、以下の記事で詳しく解説していますので参考にしてみてください。

しかし、「Tangle」は一般的なブロックチェーンとは異なった、「次世代のブロックチェーン」とも呼ばれる独自の技術なのです。

ブロックチェーンとTangleは、簡単に言うと、以下の違いがあります。

  • ブロックチェーン
    仮想通貨取引の情報を一列に並べて管理する
  • Tangle
    仮想通貨取引の情報を網目状に並べて管理する

ブロックチェーンでのやり取りの場合、情報は過去のものから順番に一列に処理されるので、たくさんの取引を処理する場合に「詰まり」が発生して時間がかかってしまうことがあります。

市役所で手続きしてもらうため、一つの窓口に行列をつくるようなものです。

それに対して、Tangleの場合、情報は網目状に並べて管理されているため、空いているものから順次処理していくことができるのでスムーズに処理することができるのです。

市役所の窓口がたくさんあり、空いている窓口で順次手続きしてもらえるイメージです。

 

高いセキュリティ性を実現する「量子コンピュータ耐性」

仮想通貨は「暗号通貨」とも呼ばれます。(実は正式な名前は「暗号通貨」の方だったりします)

この名前の通り、仮想通貨によるやりとりは暗号化されており、信頼性のある取引をすることができます。

ところが、最近では「量子コンピュータ」なるものが出てきました。

量子コンピュータとは、簡単に言うと、超超超超スピードで計算ができるものすごい性能のコンピュータのこと。

普通のコンピュータの1億倍〜1000兆倍(!?)以上の性能なのだそう。

もうよく分かりませんが、とにかく、ものすごいコンピュータです。

このコンピュータが普及してしまうと、今まで安心して取引していた仮想通貨の暗号が簡単に破られてしまい、ハッキングされてしまいます。

しかし、IOTAはこの量子コンピュータによる解析の耐性をもっているのです。

この「量子コンピュータ耐性」を持っていることで、高次元のセキュリティを実現しています。

こうしたセキュリティの高さもIOTAが人気である理由の一つになっています。

 

取引手数料ゼロ、無料

IOTAには取引の手数料がゼロという強力な特徴があります。

一般的な仮想通貨は、「この取引はちゃんと成立しています」と承認してもらう作業(マイニング)が必要になります。

この承認作業をする人たちを「マイナー」と呼び、マイナーには承認作業をしてもらう代わりに報酬が支払われる仕組みになっています。

このとき、マイナーに支払われている報酬は「仮想通貨を利用しているわたしたちの手数料」でまかなわれています。

縁の下の力持ちであるマイナーに取引手数料を支払う、これがブロックチェーンの仕組みです。

しかし、IOTAの「Tangle」は一般的なブロックチェーンの仕組みとは違います。

「Tangle」では、自分の取引を承認してもらう代わりに、自分は他の人2人分の取引を承認するという仕組みになっているのです。

IOTAを利用している人は、マイナーとしての役割も担っているのです。

たとえるなら、市役所で自分の手続きをしてもらったら、今度は自分も市役所の窓口に立って2人分の手続きを手伝うイメージ。

つまり、自分の取引の承認にかかる費用を、自分の働き(他の人の承認作業)で埋めてね、ということです。

このような仕組みにすることで、特定のマイナーが存在しなくなります。

その結果、自分たちでマイニングをするため、手数料がかからなくなるのです。

ちなみに、自分の取引を自分自身で承認することはできません。

これができてしまうと、不正な取引でも承認できてしまうので、仮想通貨全体の信用を失ってしまうからです。

 

マイクロペイメント、マイクロトランザクションに適している

IoT、モノとモノがインターネットでつながる仕組みでは、ちょっとしたことでも通信が行われます。

たとえば、テレビの番組表を読み込む、最新の音楽情報を読み込む、現在の外の温度を知るなど。

こうしたごく小さなやり取りのことを「マイクロトランザクション」、そのやりとりにかかる費用の支払いを「マイクロペイメント」といいます。

ふつうはこうした小さな通信費用は月額費用としてまとめて定額で通信費を支払っています。

しかし、IoTのために作られた「IOTA」の場合は手数料が「無料」です。

つまり、通信費用を気にせずIoTの製品を利用することができます。

本来は高額な通信費用になるところを、IOTAの登場によって無料で行えるようになるのです。

 

IOTAについてまとめ

ここまでIOTAについて学んできたことをあらために以下にまとめておきましょう。

<IOTAについてまとめ>

  • IoT(モノのインターネット)を便利にするために生まれた
  • IoTとは、モノとモノをインターネットでつなげる仕組み
  • 独自の技術「Tangle」は処理が早い
  • 「量子コンピュータ耐性」で高いセキュリティ性をもっている
  • 手数料がゼロ、無料
  • マイクロトランザクション、マイクロペイメントに適している

 

今後、モノとモノがインターネットでつながるIoTはより加速してわたしたちの生活に浸透してきます。

スマートフォン、家電、車などの乗り物、机やイス、紙にいたるまで、インターネットの技術でつながり便利になることが予想されています。

そうした変化の中で、IOTAは必要とされ広く普及していくでしょう。

時代の流れを読んで開発された見事な仮想通貨だなと思います。

通貨というよりはIoTの一部として機能しそう。

今後の活躍が楽しみな仮想通貨です。

 

以上、今回はIOTAについて学びました。

ヒデヨシ

 

▼IOTA公式ホームページ
https://iota.org/

▼IOTAのファンサイト
https://iotafan.jp/

 

Photo: https://iota.org/

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