ステラ・ルーメン(Stellar Lumens, XLM)とは? 仮想通貨初心者にもわかりやすく解説

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こんにちは、ヒデヨシです。

仮想通貨を学んでいると目にする「ステラ・ルーメン(Stellar Lumens, XLM)」というワード。

いったい何なのでしょうか。

今回は「ステラ・ルーメン(Stellar Lumens, XLM)」についてかわりやすくまとめて学んでいきます。

 

ステラ・ルーメン(Stellar Lumens, XLM)とは?

「ステラ・ルーメン」はビットコインと同じ仮想通貨の一つです。

現実世界では「円」「ドル」「人民元」「ユーロ」のようにたくさんの種類の通貨が存在していますが、それと同じように、ステラ・ルーメンはたくさんの種類がある仮想通貨のうちの一つになります。

通貨の単位は「XLM」です。

開発している組織はStellar.org

つまり、

ステラ(Stellar):
仮想通貨を開発している組織

ルーメン(Lumens, XLM):
ステラが開発している仮想通貨

という位置づけになります。

仮想通貨の名前はもともと「ステラ(STR)」だったのですが、アップグレードされた際に「ルーメン(XML)」に名前が変更されました。

その名残なのか、仮想通貨の「ルーメン」は「ステラ」で呼ばれていることが多いのだそう。

以下、本記事では「ステラ・ルーメン」で統一して話を進めていくことにします。

 

ステラ・ルーメン(XLM)の目的

ステラ・ルーメンは「海外への送金や決済を早く、安く、正確に行うこと」を目的に生まれました。

現在、国境をまたいでのお金のやりとりには大きく以下のような問題があります。

  • 送金に時間がかかる
  • 送金にかかる手数料が高い
  • 送金に失敗する可能性がある

お金を海外へ送金するときには長い時間(数日)とたくさんの手数料がかかっていました。

これは海外の銀行へ送金するとき、海外のいくつかの銀行を経由するためです。

経由地が増えれば増えるほど時間も手数料もどんどん高くなってしまいます。

また、経由地が増えることでシステム上の、あるいは人為的なミスの可能性も高くなり、最悪の場合、送金に失敗する可能性もあります。

加えて、通貨を両替(ドル ⇒ 円など)する手数料もさらにかかってしまう。

こうした国境をまたいでの送金や決済による不便さを解消するためにステラ・ルーメンは誕生しました。

 

ステラ・ルーメンの特徴

ステラ・ルーメンには以下のような特徴があります。

  • ブリッジ通貨としての役割
  • 信頼性のある取引

以下に説明していきましょう。

 

ブリッジ通貨としての役割

ブリッジ通貨とは、その名前の通り、通貨と通貨の橋渡しをする通貨のことです。

たとえば、「日本円(JPY)」を「米ドル(USD)」にして送金したいというとき、今までは最低でも以下のような手順を踏む必要がありました。

  1. 日本の銀行で送金手続き
  2. 日本のコルレス銀行へ引き継ぎ
  3. 通貨を両替(JPY⇒USD)
  4. アメリカのコルレス銀行へ送金
  5. アメリカの目的の銀行に到着

※コルレス銀行とは、外国へ送金するときの通貨の中継地点になる銀行のこと。

上の流れは、海外送金の流れを簡単に表したものなので、実際にはもっと手続きが多くなります。

このように、今までは時間も手数料もかかり、ユーザーにとっては海外送金は使いにくいものでした。

しかし、ブリッジ通貨が入ることで、この仕組みを以下のように単純化することができます。

  1. 日本の銀行で送金手続き
  2. ステラ・ルーメンが両替と送金を行う
  3. アメリカの目的の銀行に着金

ステラ・ルーメン(XLM)がブリッジ通貨として、コルレス銀行の役割と両替を同時に行ってくれるので、間に中継するものが少なくなるのです。

その結果、今まで海外送金や決済にかかっていた時間や手数料を大幅に減らすことができるようになりました。

 

信頼性のある取引

ステラ・ルーメンは独自のネットワークを構築しており、それを利用することで送金に失敗するといったトラブルもなくなります。

なぜ送金の信頼性が保証されるのかというと、「ブロックチェーン」という技術を用いているためです。

ブロックチェーンとは、簡単に言うと「改ざんできない」そして「決して消えない」台帳です。

台帳とは過去の取引をすべて記録したノートのようなもの。

改ざんできず消失することもなく、すべての取引を確認することができるので、取引の信頼性が保証され、安心して利用することができるのです。

※ブロックチェーンについては以下の記事で詳しくまとめています。

 

リップル(XRP)とステラ・ルーメン(XLM)の違い

ここまで読むと、「リップル(Ripple, XRP)」を想像する人もいるかもしれませんね。

リップル(XRP)も、ステラ・ルーメンと同じように海外への決済や送金に特化した仮想通貨です。

実は、ステラ・ルーメンとリップルの目的は同じ「海外への送金や決済を簡単にすること」です。

しかも、ステラ・ルーメンはリップルの仮想通貨の技術をベースにして作られているのも特徴。

つまり、ステラ・ルーメンとリップルは「ほぼ同じ」性質をもった仮想通貨なのです。

 

だったらどちらか一方に統一すればいいのでは? と思いますが、ステラ・ルーメンとリップルの利用用途には大きな違いがあります。

 

ステラ・ルーメン(XLM)は個人向け、リップル(XRP)は法人向け

その大きな違いは、ターゲットとしているお客さんです。

リップルは銀行や会社といったいわゆる「法人」向けに開発されています。

相手が組織になるので、大規模になり、送金する金額も大きくなります。

それに対して、ステラ・ルーメンは生活する一般の人々、わたしたち「個人」向けに開発されています。

一個人の使用の範囲なので、小規模になり、送金する金額は小さくなります。

「B to B」か「B to C」かのようなイメージです。

  • B to B:企業が、企業向けに製品やサービスを提供するビジネス
  • B to C:企業が、個人向けに製品やサービスを提供するビジネス

 

どちらか一方に統一すればいいのではという考えも一理ありますが、対象も扱う規模も異なるため、別々の方が各々のサービス向上に注力することができるのです。

 

ステラ・ルーメンについてまとめ

ステラ・ルーメンについてあらためて以下にまとめておきましょう。

  • 海外への送金や決済を早く、安く、正確に行うことを目的に作られた
  • ブリッジ通貨として活用でき、海外送金の時間と手数料を大幅に削減できる
  • ブロックチェーン技術を用いているので、信頼性のある取引ができる
  • リップル(XRP)をベースに作られた仮想通貨
  • 「一般消費者(個人)」をターゲットにしている

 

ステラ・ルーメンとリップルが普及することで、個人・法人ともに通貨の世界の壁がなくなり、国をまたいでの取引がさらに活発になるでしょう。

わたしたちの生活にどのように浸透してくるのか、今後の動きに注目です。

 

以上、今回はステラ・ルーメンについて学びました。

ヒデヨシ

 

Photo: https://www.stellar.org

 

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